今回は岡山のF様よりブラバスSL500触媒修理の依頼で施工しました。
ブラバスSL500のマフラーは、前から後ろまで一体物だった為、今回はオーナー様自ら、岡山より運んできて下さいました。
車両持ち込みをするにも、触媒の破片が回る恐れがあった為、今回は外して持ち込みとなりました。
今回、輸送でのデリバリーにする為、触媒の後で一旦切り離しフランジでつなぐ加工もしました。
(この加工により、取付も容易になります)
触媒部分の後ろで切断し、中を確認したところ、左側は空っぽでした。どうやら粉々になってマフラーから出てしまった様です。
運が悪ければ途中でつまっていたかも!
右側はまだセルが残っており、浮いてきている状態でした。
途中にフランジを付けて
台上で型取りします。
まず左側触媒部分を分解します。
左側触媒部分をメタル触媒と溶接します。
左側触媒部分を規定の治具にセットして溶接完了です。
次に中を綺麗にして右側触媒部分の分解です。
右側触媒部分を左側部と同じくメタル触媒と溶接します。
右側触媒部分を規定の治具にセットして溶接完了です。
施工完了です。
これでコンパクトな梱包が出来、輸送も楽になりました。
あとメタル触媒の加工方法もノウハウがあるのですが企業秘密の部品もあるので!!
弊社で修理し安心して頂けるように・・・
修理後には外観上にもノーマル部品と全く変わり無い様に修理が出来ます。
しかし、外見上修理痕が無いために、逆にお客様は本当に修理したのか不安になられる
可能性があります。
そこで、弊社ではお客様のマフラーの修理の際にその都度、デジカメにて修理内容を画像として保存しています。 修理後、お客様に確認して頂けるようにDVDに画像を保存しお渡ししています。お客様のマフラーの元々の状態や、修理内容がすべて判りますのでご安心して頂けます。
※DVDに保存しておりますので、日付や時間なども分かり写真の使いまわしではないか?などの
心配もありません。